コマンドプロンプトの使い方

コマンドプロンプトは Windows 環境で CUI を使って設定を行ったり簡単な処理を実行するためのツールです。ファイルやディレクトリのコピーや削除を行ったり、バッチファイルと呼ばれるものを使って簡単なプログラムを実行したりすることができます。現在は GUI のツールが用意されていますが、作業内容によってはコマンドプロンプトを使った方が便利な場合もあります。ここでは Windows11 の環境でコマンドプロンプトの起動や設定方法、そしてコマンドプロンプトで用意されているコマンドの実際の使い方について解説します。

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コマンドプロンプトの基本操作方法です。コマンドプロンプトの起動方法や終了方法、コマンドプロンプトのサイズや文字の色などの設定方法、管理者権限でコマンドプロンプトを起動する方法、そしてコマンドプロンプトを利用する上で知っておくと便利な Windows に関する知識などについて解説します。

コマンドプロンプトでのリダイレクトとパイプの使い方です。リダイレクトを使用すると、コマンドを実行した際の出力を画面に表示する代わりに、ファイルに保存することができます。これは、実行結果をファイルに保存したい場合に非常に便利です。また、リダイレクトを使用すると、コマンドの入力をキーボードから行う代わりに、ファイルの内容を使用することもできます。パイプ(|)を使用すると、コマンドの実行結果を直接別のコマンドの入力として渡すことができます。これは、実行結果を一度ファイルに保存することなく、連続して他のコマンドで処理したい場合に便利です。

コマンドプロンプトで複数のコマンドを連続して実行する方法です。連続して実行する場合に条件を設定することができ、前のコマンドが正常に実行された場合だけ次のコマンドを実行したり、逆に前のコマンドの実行に失敗した場合だけ次のコマンドを実行することができます。なおより細かく複数のコマンドの実行を制御したい場合には、あとで解説するバッチファイルを使用します。

コマンドプロンプトを利用する上で覚えておくと便利な入力に関する機能です。コマンドプロンプトで用意されているショートカットキーの一覧や、これまでに実行したコマンド履歴を呼び出して実行する方法、作成済みのファイルやディレクトリを簡単に入力する入力補完などについて解説します。

コマンドプロンプトで用意されているドライブとディレクトリに関するコマンドの一覧です。カレントディレクトリやカレントドライブの表示や変更、ディレクトリの作成や削除、シンボリックリンクの作成、といったことを行うコマンドの一覧と実際の使い方について解説します。

コマンドプロンプトで用意されているファイルに関するコマンドの一覧です。ファイルの一覧の取得や、ファイルの作成や削除、ファイル名の変更、ファイルのコピーや移動、ファイルの内容の出力や検索、2つのファイルの違いの出力、といったことを行うコマンドの一覧と実際の使い方について解説します。

コマンドプロンプトで用意されている画面表示に関するコマンドの一覧です。画面を消去したり、表示されているプロンプトの文字列の変更、コマンドプロンプトの文字色や背景色の変更や使用される文字コードの変更、といったことを行うコマンドの一覧と実際の使い方について解説します。

コマンドプロンプトで用意されているコマンドの実行に関するコマンドの一覧です。別のウィンドウを開いてコマンドを実行したり、コマンドに対するマクロ(エイリアス)の設定、拡張子に対するアプリケーションの関連付け、環境変数の表示と値の設定、といったことを行うコマンドの一覧と実際の使い方について解説します。

コマンドプロンプトで用意されているシステムに関するコマンドの一覧です。現在の日付の情報の取得や新しい日付の設定、および現在の時刻の取得や新しい時刻の設定、といったことを行うコマンドの一覧と実際の使い方について解説します。

コマンドプロンプトから利用できるバッチファイルの作成方法と使い方です。複数のコマンドを実行するにはコマンドプロンプトで1つ1つ実行していけばいいのですが、何度も行うような一連の作業を毎回順番に実行するのは大変です。そこで実行する複数のコマンドをテキストファイルに記載し保存したものがバッチファイルです。バッチファイルを実行すると、ファイルに記載された通りに1つずつコマンドが実行されます。またバッチファイルでは繰り返しや条件分岐など簡単な構文も記載できるようになっています。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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