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現在のディレクトリに含まれるファイル名やディレクトリ名を自動で入力する
コマンドプロンプトでは現在のディレクトリに含まれるファイル名やディレクトリ名を自分で入力しなくても自動的に入力する機能があります。ここではコマンドプロンプトにおけるファイル名やディレクトリ名の入力補完の機能について解説します。
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ファイル名やディレクトリ名を自動で入力する
ファイルのコピーや削除を行う時に長いファイル名を自分で入力する代わりに自動で入力する機能があります。例えばカレントディレクトリに次のようなファイルとディレクトリが含まれている場合で試してみます。
ファイル名やディレクトリ名を自動で入力するには[Tab]キーを押します。例としてコマンドプロンプトで次のように入力してから[Tab]キーを押してください。
カレントディレクトリに含まれるファイルやディレクトリ名が自動で入力されます。
[Tab]キーを押すたびにファイル名やディレクトリ名が順番に表示されます。
文字を入力したあとに[Tab]キーを押すと、その文字から始まるファイル名やディレクトリ名が順番に表示されます。例えば「m」と入力したあとに[Tab]キーを押すと、「m」から始まるファイル名が順番に表示されます。
サブディレクトリ内のファイル名を自動で入力する
[Tab]キーを押すとカレントディレクトリ内のファイルやディレクトリ名が自動で入力されますが、「サブディレクトリ名\」を入力したあとに[Tab]キーを押すとサブディレクトリ名に含まれるファイル名やディレクトリ名が自動で入力されます。
では実際に試してみます。コマンドプロンプトで次のようにサブディレクトリ名を入力します。
[Tab]キーを押すと、サブディレクトに含まれるファイル名やディレクトリ名が順番に表示されます。
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コマンドプロンプトでカレントディレクトリにあるファイル名やディレクトリ名を自動で入力する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )

著者 / TATSUO IKURA
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