数値リテラル

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数値は長さや数といった数字を扱うためのものです。文字列との大きな違いは計算が行える点です。Pythonで数値を表す場合には、単に数値を記述することになります。数値はPythonで用意されている基本的な組み込み型の一つです。

組み込み型
  + 数値型
  |  + 整数
  |  + 長整数
  |  + 浮動小数点
  |  + 複素数
  + シーケンス型
  |  + 文字列
  |  + ユニコード文字列
  |  + リスト
  |  + タプル
  + マップ型
  |  + 辞書(ディクショナリ)
  + ファイルオブジェクト

扱うことが出来る数値の種類は次の通りです。

整数型         58, -16
長整数型       120000000000000000000L
浮動小数点型   1.414, 3.2e-7, 7E12
複素数型(虚数) 3.14j, 10j

整数を扱う場合は単に数値を記述して下さい。なお符号付の数値は単項演算子(-)と数値を組み合わせたものです。

10
-812

長整数型は数値の末尾に「l」又は「L」を付けます。整数と同じですが、扱うことが出来る桁数の限度がなくなります。(メモリによる制限はあり)。

120000000000000000000L

なお、通常の整数であっても桁数をオーバーした場合は自動的に長整数型に変換されるので、あまり意識しなくても構いません。

整数については10進数の他に16進数と8進数でも表すことが可能です。16進数の場合は「0x」、8進数の場合は「0」を数値の先頭に付けて表します。(なお16進数のAからFは大文字でも小文字でも構いません)。

 8進数  0326
16進数  0xD6

浮動小数点数の値は固定小数点形式を使った記述方法の他に指数表現も行えます。なお整数と同じく符号付の数値は単項演算子(-)と数値を組み合わせたものです。

1.414
-4.2
.75
2.5e5
3.1e-4

なお「2.5e5」とは「2.5×10の5乗」のことであり「250000.0」です。また「3.1e-4」とは「3.1×10の-4乗」のことであり「0.00031」です。

虚数は実数部が 0.0 の複素数です。数値の末尾に「j」または「J」を付けて表します。実数部が0,0以外の複素数は浮動小数点数と組み合わせます。

4.0j
2.5e5j
3+4j

数値の標準出力への出力

文字列と同じく数値を標準出力へ出力する場合も「print」文を使用します。

print([expression ("," expression)* [","]])

「print」文は引数に指定されたオブジェクトが文字列でなかった場合には、文字列に変換されてから出力されます。例えば次のように記述します。

print 10
print 3.14e8

なお、整数を16進数や8進数表記で指定した場合でも出力される場合は10進数で出力されます。また指数表記の数値も固定小数点形式での出力となります。

サンプルコード

では実際に試してみます。

#coding: UTF-8

print 10
print 3.14e8
print 1.27e-3
print 075
print 0x4F
print 3+4j

上記を「test1-1.py」として保存します。保存する時の文字コードはUTF-8です。そして次のように実行して下さい。

数値リテラル

( Written by Tatsuo Ikura )

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