Javaのプログラムを実行する

プログラムが記述されたソースファイルをコンパイルしてクラスファイルを作成したら、 Java のプログラムを実行することができます。ここでは Java を使って作成したプログラムを実行する方法について解説します。

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Javaのプログラムを実行する

Java を使って作成したプログラムは、コンパイルを行うことでソースファイルからクラスファイルが作成されます。クラスファイルは拡張子が .class のバイナリファイルで、このファイルを使ってプログラムを実行します。

Java のプログラムを実行するには java というプログラムを使って次のように行います。

java クラスファイル名

クラスファイル名は拡張子の .class を付けずに指定します。例えば Sample.class というファイル名だった場合には java Sample と実行します。

Java のプログラムは .exe ファイルのようなそのファイル単独で実行できるものではなく、プログラムを実行するためのプログラムが必要となります。 Java のプログラムを実行する時に使用する java.exe というプログラムは、 JDK をインストールしたディレクトリの中の bin ディレクトリの中に入っています。

Javaのプログラムを実行する(1)

それでは Java のプログラムを実行してみます。コマンドプロンプトを起動し、実行するクラスファイルが保存されているディレクトリに移動してください。

Javaのプログラムを実行する(2)

今回実行するクラスファイルが JSample3_1.class なので、プログラムを実行するには次のように入力してから Enter キーを押して下さい。

java JSample3_1

Javaのプログラムを実行する(3)

Java を使って作成されたプログラムが実行されて、画面に Hello と出力されました。

以上が Java のプログラム作成から実行までの流れとなります。簡単にまとめると次のようになります。

1. テキストエディタでプログラムを記述し、保存する
2. 保存したソースファイルを javac プログラムを使ってコンパイルしてクラスファイルを作成する
3. 作成したクラスファイルを java プログラムを使って実行する。

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Java を使って作成したプログラムを実行する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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