タプルオブジェクト

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タプル型は文字列やリスト型と同じくシーケンス型の一つです。複数の要素から構成され、要素が順に並んでいるものになります。特にリスト型とは共通している部分が多いのですが、タプルでは一度作成されたオブジェクトの要素を変更できません。またタプルにはメソッドが用意されていません。

組み込み型
  + 数値型
  |  + 整数
  |  + 長整数
  |  + 浮動小数点
  |  + 複素数
  + シーケンス型
  |  + 文字列
  |  + ユニコード文字列
  |  + リスト
  |  + タプル
  + マップ型
  |  + 辞書(ディクショナリ)
  + ファイルオブジェクト

タプル型のオブジェクトを作成するには次のように行います。

(オブジェクト1, オブジェクト2, ...)

括弧()で囲んだ中にオブジェクトをカンマ(,)で区切って記述します。タプルもリストと同様にあらゆるオブジェクトを要素に出来ます。

具体的には次のように記述します。

tuple = (2005, 2006, 2007, 2008)

要素には色々なオブジェクトを格納できますし、別の型のオブジェクトを混在することも可能です。

注意する点としては、要素が一つだけの場合には要素の後にカンマ(,)が必要となります。

(2005,)

カンマが無くオブジェクトが一つだけ記述されている場合は、優先順位を表す括弧()の中にオブジェクトが書かれているものとして扱われてしまいます。

print (2005)     # 2005
print (2005,)    # (2005,)

上記の場合、「(2005)」は数値の「2005」として扱われています。

またタプルはカンマ(,)で要素を区切っただけでも実際は作成可能です。

t = 2005, 2006
print t        # (2005, 2006)

ただし、括弧()を付けずにタプルを作成しようとすると、別の解釈をされてしまう場合もありますので常に括弧()を付けて作成した方が望ましいです。(例えば「print 10, 20」とするとカンマ(,)はprint文のカンマと解釈されるので10と20は別々の数値として扱われます)。

タプルの各要素はリストの要素と同じく、オブジェクトそのものを持っているわけではなくオブジェクトへの参照を持っているだけです。

では次のページからタプルの詳しい使い方を確認していきます。

サンプルコード

では実際に試してみます。

#coding: UTF-8

print (10)
print (10,)
print ("JP")
print ("JP",)

t = "A", "B"
print t

上記を「test1-1.py」として保存します。保存する時の文字コードはUTF-8です。そして次のように実行して下さい。

タプルオブジェクト

( Written by Tatsuo Ikura )

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