ノートブックの作成とPythonプログラムの実行

Jupyter Notebook で Python のプログラムを実行するには最初にノートブックを作成します。ノートブックでプログラムを記述すると、すぐに実行結果を確認することができ、またノートブックを保存してあとから再度見ることができます。ここでは Jupyter Notebook で新しいノートブックを作成し、 Python のプログラムを実行する手順について解説します。

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新しいノートブックを作成する

Jupyter Notebook を起動してブラウザで Notebook ダッシュボードを表示してください。( Jupyter Notebook を起動する方法については「Jupyter Notebookの起動と停止を参照してください)。

新しいノートブックを作成する(1)

画面右上に表示されている「new」をクリックし、表示されたメニューの中から「Python3」をクリックしてください。

新しいノートブックを作成する(2)

新しいノートブックが作成されて表示されます。

新しいノートブックを作成する(3)

ノートブックにプログラムを入力して実行する

ノートブックには次のように「In」と表示されて右側にテキストボックスが表示されます。このテキストボックスのことをセル(Cell)と呼びます。プログラムはセルに記述します。

ノートブックにプログラムを入力して実行する(1)

それでは簡単なプログラムを入力してください。

ノートブックにプログラムを入力して実行する(2)

プログラムを実行するには Shift + Enter キーを押してくださいです。プログラムが実行されて結果が表示されます。

ノートブックにプログラムを入力して実行する(3)

同じセルの中で改行を行うには Enter キーを押してください。

ノートブックにプログラムを入力して実行する(4)

ノートブックにプログラムを入力して実行する(5)

ノートブックにプログラムを入力して実行する(6)

Shift + Enter キーを押してプログラムを実行します。

ノートブックにプログラムを入力して実行する(7)

ノートブックを名前を付けて保存する

ノートブックを保存すると、セルに入力したプログラムやその実行結果を保存することができます。「File」をクリックし、表示されたメニューの中から「Save Notebook As...」をクリックしてください。

ノートブックを名前を付けて保存する(1)

保存するファイル名を指定するダイアログが表示されます。「.ipynb」はファイルの拡張子なので、「名前.ipynb」のような形で保存するノートブックの名前を入力してください。入力が終わりましたら「Save」をクリックしてください。

ノートブックを名前を付けて保存する(2)

ノートブックを名前を付けて保存する(3)

ノートブックの保存が完了しました。

ノートブックを名前を付けて保存する(4)

ノートブックを閉じる

ノートブックを閉じるには「File」をクリックし、表示されたメニューの中から「Close and Shut Down Notebook」をクリックしてください。

ノートブックを閉じる(1)

ダイアログが表示されるので「OK」をクリックしてください。

ノートブックを閉じる(2)

ノートブックが閉じました。

保存したノートブックを開く

ブラウザで Notebook ダッシュボードを表示すると、カレントディレクトリに含まれるファイルの一覧が表示されます。

保存したノートブックを開く(1)

表示されているファイルの中で拡張子が .ipynb のファイルがノートブックが保存されたファイルです。保存したノートブックを開くには、開きたいノートブックのファイルをダブルクリックしてください。

保存したノートブックを開く(2)

ノートブックが開いて表示されます。

保存したノートブックを開く(3)

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Jupyter Notebook で新しいノートブックを作成し、 Python のプログラムを実行する手順について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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