作成したAVDの編集と削除

広告

作成したAVDの内容を編集したり複製したりする方法、そして必要がなくなったAVDを削除する方法について解説します。

AVDを編集する

最初にAndroid Studioを起動してください。(開いているプロジェクトは特に何でも構いません)。

p5-1

AVD Managerを起動します。「Tools」メニューの中の「AVD Manager」をクリックしてください。

p5-2

AVD Managerが起動しました。作成済のAVDの一覧が表示されます。

p5-3

作成済のAVDに対して名前を変更したり、端末を変更したり、Android APIレベルを変更したりするには、対象となるAVDの「Actions」の列にある次のアイコンをクリックしてください。

p5-4

AVDを新規に作成したときと同じ画面が表示されます。

p5-5

AVDの名前や端末を変更したりすることができます。今回は端末を変更してみます。現在「Pixel2」と表示されている右側にある「Change...」をクリックしてください。

p5-6

端末の選択画面が表示されますので、新しく設定したい端末をクリックして選択してください。選択が終わりましたら「OK」をクリックしてください。

p5-7

端末が変更になりました。

p5-8

なおAVDの名前は、最初に作成した時の端末とAPIレベルから自動で作成されているので、端末やAPIレベルを変更した場合は必要に応じてAVDの名前を手動で変更していてください。今回は「Pixel 2 API 27」から「Pixel XL API 27」へ変更しました。

p5-9

AVDに対する編集が終わりましたら「Finish」をクリックしてください。

p5-10

これで作成済のAVDの編集は完了です。

p5-11

AVDを複製する

作成済のAVDとほぼ同じAVDを作成したい場合、AVDを初めから作成するかわりに作成済のAVDを複製し、編集を行うと便利です。

AVDを複製するには、AVD Managerの画面で対象となるAVDの「Actions」の列にある次のアイコンをクリックしてください。

p5-12

表示されたメニューの中から「Dupulicate」をクリックしてください。

p5-13

AVDが複製され、複製されたAVDの編集画面が表示されます。AVDの名前以外(名前は先頭に「Copy_of_」が追加されています)は複製元のAVDの設定内容が初期値として設定されているので、必要に応じて編集してください。

p5-14

今回はAPIレベルを変更し、AVDの名前を手動で変更しました。

p5-15

編集が終わりましたら「Finish」をクリックしてください。

p5-16

AVDの複製が完了し、AVD Managerの一覧に表示されました。

p5-17

AVDを削除する

使用しなくなったAVDは削除することができます。AVDを削除するには、AVD Managerの画面で対象となるAVDの「Actions」の列にある次のアイコンをクリックしてください。

p5-18

表示されたメニューの中から「Delete」をクリックしてください。

p5-19

確認ダイアログが表示されます。AVDを削除してよろしければ「Yes」をクリックしてください。

p5-20

AVDの削除が完了しました。

p5-21

-- --

作成済のAVDの編集や複製、そして使用しなくなったAVDの削除方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

Profile
profile_img

著者 / TATSUO IKURA

プログラミングや開発環境構築の解説サイトを運営しています。