エックスサーバーにWordPressをインストール

レンタルサーバの一つであるエックスサーバーに WordPress をインストールする手順について解説します。今回はエックスサーバーで用意されている「WordPress簡単インストール」を使ったインストールを行います。

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WordPress簡単インストールを行う

まず最初にエックスサーバーのサーバーパネルへログインして下さい。

https://www.xserver.ne.jp/login_server.php

WordPress簡単インストールを行う(1)

WordPress簡単インストールを行う(2)

表示されているメニュー一覧の中から「WordPress簡単インストール」をクリックしてください。

WordPress簡単インストールを行う(3)

使用するドメインの選択画面が表示されます。使用するドメインの右側にある「選択する」をクリックしてください。

WordPress簡単インストールを行う(4)

WordPress簡単インストールを行う(5)

ドメインの選択が終わったら「WordPressインストール」タブをクリックしてください。

WordPress簡単インストールを行う(6)

WordPressの設定画面が表示されます。

WordPress簡単インストールを行う(7)

最初に WordPress で作成するブログの URL を決定します。「example.jp」または「www.example.jp」のどちらかを選択してください。今回は「www」付きの URL にします。

WordPress簡単インストールを行う(8)

続いてルートドメイン直下で公開するか、サブディレクトリの下で公開するかを選択します。ルートドメイン直下で公開する場合はテキストボックスは空欄で大丈夫です。サブディレクトリの下で公開する場合はテキストボックスにサブディレクトリ名を入力してください。今回はルートドメイン直下で公開するため空欄のままです。

WordPress簡単インストールを行う(9)

作成するブログのタイトルである「サイトのタイトル」を最初に入力します。タイトルはブログ作成後に変更することができます。その後で、ブログの管理画面にログインする時に使用する「ユーザー名」「パスワード」と指定してください。最後に連絡などを受け取る「メールアドレス」を入力して下さい。

WordPress簡単インストールを行う(10)

最後にデータベースについてです。新しくデータベースを作成するか、既に作成済みのデータベースを利用するかを選択します。複数の WordPress をインストールする場合、それぞれ別のデータベースを作成してもいいですし、同じデータベースを共有して使うことができます。今回は「自動でデータベースを生成する」を選択しました。

WordPress簡単インストールを行う(11)

設定が終わりましたら「確認画面へ進む」をクリックしてください。

WordPress簡単インストールを行う(12)

確認画面が表示されます。問題なければ「インストールする」をクリックしてください。

WordPress簡単インストールを行う(13)

WordPress のインストールが完了しました。

WordPress簡単インストールを行う(14)

WordPressへのログインとブログの表示

WordPress へログインするには「ブログのURL/wp-login.php」へアクセスしてください。

http://www.example.jp/wp-login.php

WordPressへのログインとブログの表示(1)

初期設定の時に指定したユーザー名とパスワードを入力し、その後で「ログイン」をクリックしてください。

WordPressへのログインとブログの表示(2)

WordPress へのログインが完了し管理画面が表示されました。

WordPressへのログインとブログの表示(3)

WordPress のインストールが完了した時点でブログが作成し公開されています。ブログの URL へアクセスしてください。

http://www.example.jp/

WordPressへのログインとブログの表示(4)

WordPress で作成したブログが表示されました。

WordPressをSSL対応する手順

「WordPress簡単インストール」で WordPress をインストールした直後は、 SSL 対応が行われておらず、ブログの URL は「http://www.example.jp/」の形式となっています。 SSL に対応させてブログの URL を「https://www.example.jp/」でアクセスできるように変更します。

WordPress へログインしてください。

WordPressをSSL対応する手順(1)

左側メニュー一覧の中から「設定」をクリックし、表示されたサブメニューの中から「一般」をクリックしてください。

WordPressをSSL対応する手順(2)

「一般設定」画面が表示されます。

WordPressをSSL対応する手順(3)

「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」がそれぞれ「http://www.example.jp/」の形式になっています。それぞれ「https://www.example.jp/」に書き換えて下さい。

WordPressをSSL対応する手順(4)

WordPressをSSL対応する手順(5)

変更が終わりましたら一番下に表示されている「変更を保存」をクリックしてください。

WordPressをSSL対応する手順(6)

これで設定は完了です。「https://www.example.jp/」の URL でブログにアクセスしてみると、問題なく表示されます。

WordPressをSSL対応する手順(7)

WordPressをSSL対応する手順(8)

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする

現在、「https://www.example.jp/」の URL でブログが表示されますが、非 SSL の「http://www.example.jp/」の URL でもブログが表示されます。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(1)

非 SSL の「http://www.example.jp/」にアクセスされたときに、 「https://www.example.jp/」へリダイレクトするように設定してみます。エックスサーバーのサーバーパネルへログインして下さい。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(2)

メニュー一覧の中から「.htaccess編集」をクリックしてください。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(3)

ドメイン選択画面が表示されますので、 WordPress のブログで使用しているドメインの右側に表示されている「編集」をクリックしてください。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(4)

ドメインの選択が終わったら「.htaccess編集」タブをクリックしてください。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(5)

対象のドメインの .htaccess ファイルを編集できる画面が表示されます。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(6)

次のコードを追加で記述します。( "# END WordPress" よりも前に記述しないでください)。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(7)

記述が終わりましたら「確認画面へ進む」をクリックしてください。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(8)

「実行する」をクリックしてください。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(9)

.htaccess ファイルの編集が完了しました。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(10)

実際に「http://www.example.jp/」の URL へアクセスしてみると、リダイレクトされて「https://www.example.jp/」のブログが表示されます。

非SSLのURLをSSLのURLへリダイレクトする(11)

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レンタルサーバの一つであるエックスサーバーに「WordPress簡単インストール」機能を使って WordPress をインストールする手順について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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