ブロックエディタと旧エディタの違い
WordPress 5.0 から使用されるようになったブロックエディタ( Gutenberg )とそれ以前に使用されていた旧エディタの違いについて簡単に解説します。
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ブロックエディタと旧エディタの違い
最初に以前使用していた旧エディタについてです。
旧エディタではテキストエディタのように一つの編集用エリアがあり、その中に文章や見出し、リストなどをすべて記述していました。画像についても文章と文章の間に挿入します。入力したテキストが文章としての段落なのか、それとも見出しなのかはあとから書式を設定していきます。
次にブロックエディタです。
ブロックエディタでは文章の段落や見出し、リスト、画像などがそれぞれ一つのブロックになっています。記事の本文を作成する時に、必要となるブロックタイプを選択してからブロックを追加し組み合わせることで記事の本文を作成していきます。
例えば次の記事の作成画面では 3 つの段落ブロックが本文に追加されています。段落ごとにブロックを追加するのは面倒のように思われますが、段落の最後で [Ener] キーを押すと、自動的に次のブロックが作成されます。そして新しいブロックのデフォルトは段落ブロックのためテキストを続けて入力していく場合にストレスになるようなことはありません。
そして段落以外のブロックを追加する場合は、追加するブロックタイプを選択します。見出しやリストや画像など追加する内容に合わせてブロックを選択します。
旧エディタとブロックエディタでは記事本文を作成していく手順が大きく違うので最初は戸惑うこともあると思います。ただブロックエディタにはページを分割できる「ページ区切り」ブロックや、任意の HTML コードを簡単に挿入できる「カスタムHTML」ブロック、記事本文を複数のカラムに分けることができる「カラム」ブロックなどブロックエディタならではの新しい機能も用意されています。是非利用されてみてください。
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ブロックエディタと旧エディタの違いについて解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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