コメントに対する返信コメントを投稿する

WordPress では投稿されたコメントに対して返信という形でコメントを投稿することができます。返信コメントは、元のコメントの下にインデントされて表示されますが、何段階までインデントするのかを設定することができます。また返信そのものを行えないように設定することもできます。ここでは返信コメントを投稿する方法、および返信コメントに関する設定方法について解説します。

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コメントに返信する

投稿されたコメントを見ると、それぞれのコメントに「返信」という表示があります。特定のコメントに対するコメントを投稿したい場合には「返信」をクリックしてください。

コメントに返信する(1)

コメントに返信する(2)

「返信」が表示されていたコメントに対するコメントの投稿画面が表示されます。

コメントに返信する(3)

通常のコメントと同じようにコメント本文の他に名前とメールアドレスを入力し「コメントを送信」をクリックして下さい。返信のコメントが投稿されて、元のコメントの下にインデントされて表示されます。

コメントに返信する(4)

返信に対する返信を行う

返信コメントに対してさらに返信のコメントを投稿することもできます。

返信に対する返信を行う(1)

返信に対する返信を行う(2)

返信を行うたびにインデントが行われて表示されていきますが、デフォルトの設定では 5 階層まで返信を行うことができます。 5 階層まで返信を行うと「返信」が表示されなくなりそれ以上「返信」コメントを投稿できなくなります。

返信に対する返信を行う(3)

何階層まで返信を許可するのか設定するには、画面左側「設定」の中の「ディスカッション」をクリックしてください。

返信に対する返信を行う(4)

「ディスカッション設定」画面が表示されます。

返信に対する返信を行う(5)

「他のコメント設定」の中にある「コメントを n 階層までのスレッド (入れ子) 形式にする」の個所で設定を行います。初期設定は 5 階層となっています。

返信に対する返信を行う(6)

それでは例として 2 階層に変更してみます。

返信に対する返信を行う(7)

設定の変更が終わりましたら画面左下の「変更を保存」をクリックしてください。

返信に対する返信を行う(8)

返信が 2 階層までに変更されました。

それではあらためてコメントに対する返信コメントを投稿してみます。

返信に対する返信を行う(9)

返信に対する返信を行う(10)

記事に対するコメントに対して返信コメントを投稿することはできますが、返信は 2 階層までになっているので返信コメントには「返信」が表示されず返信コメントに対する返信コメントは投稿することができません。

返信を行えないように設定する

「返信」機能を使用しないように設定することができます。先ほどと同じ手順で「ディスカッション設定」画面を表示してください。

返信を行えないように設定する(1)

「他のコメント設定」の中にある「コメントを n 階層までのスレッド (入れ子) 形式にする」の項目のチェックを外してください。

返信を行えないように設定する(2)

設定の変更が終わりましたら画面左下の「変更を保存」をクリックしてください。

返信を行えないように設定する(3)

これで返信機能が使用できないようになりました。

既に記事に投稿されているコメントを見てみると、これまでコメントに表示されていた「返信」が表示されなくなっており「返信」コメントを投稿することができなくなっています。

返信を行えないように設定する(4)

これまでに投稿された返信コメントは通常のコメントとして表示されています。コメントに対する返信コメントができなくなっただけなので、記事に対するコメントの投稿はこれまで通り行うことができます。

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返信コメントを投稿する方法、および返信コメントに関する設定方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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