PowerSherllをインストールしてシェルとして設定する
Windows 環境でターミナルを開いて Windows PowerSherll がシェルとして起動した場合、「新しいクロスプラットフォームの PowerShell をお試しください」とメッセージが表示されます。これは以前から使われていた Windows PowerShell に代わって新しい PowerShell が利用可能になっているためです。ここでは PowerShell を Wiindows にインストールしたあとでターミナルのシェルとして設定する手順について解説します。
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PowerShell 7のダウンロード
Window 環境で Visual Studio Code を起動し、ターミナルを開くと次のようなメッセージが表示されることがあります。「新しいクロスプラットフォームの PowerShell をお試しください https://aka.ms/pscore6」。これは従来から利用していた Windows PowerShell に代わる PowerShell ( Windows が付かない別のアプリケーション)があるためです。
それでは PowerShell のダウンロードからおこないます。メッセージに表示されている https://aka.ms/pscore6 へアクセスしてください。
「WindowsへのPowerShellのインストール」をクリックしてください。
開いたページの中にある「インストーラーパッケージをダウンロードする」のブロックにある「リリース」と書かれた個所にあるリンクをクリックしてください。
GitHub のページが表示されます(直接このページへアクセスしたい場合は下記の URL へアクセスしてください)。
・https://github.com/PowerShell/PowerShell/releases
安定版の v7.1.0 Release of PowerShell のところまでスクロールしてください。
少し下へスクロールすると、 OS 別のダウンロードファイルへのリンクが表示されています。今回は Windows 10(64bit) 環境でインストーラー付きのものを使用するので「PowerShell-7.1.0-win-x64.msi」をクリックしました。
ダウンロードが開始されますので、任意の場所に保存しておいてください。 PowerShell 7 のダウンロードはこれで完了です。
PowerShell 7のインストール
続いてインストールを行います。ダウンロードしたファイルをダブルクリックして起動してください。次のような画面から開始されるので「Next」をクリックしてください。
インストールするディレクトリを指定します。必要であれば変更してください。今回はこのままとしました。設定が終わりましたら「Next」をクリックしてください。
オプションの設定画面です。今回はデフォルトのままとしました。設定が終わりましたら「Next」をクリックしてください。
最終確認画面です。問題なければ「Install」をクリックしてください。
次のように表示されれば PowerSherll 7 のインストールは完了です。「Finish」をクリックして終了してください。
PowerShellをシェルとして設定する
それでは PowerShell を Visual Studio Code のターミナルを開いた時に起動するシェルとして設定してみます。シェルの変更方法について詳しい手順は「ターミナルで起動するシェルを変更する」を参照されてください。
シェルの変更手順を進めていくと、シェルの選択画面で「Command Prompt」と「Windows PowerShell」の他に「PowerShell」が候補として表示されます。 PowerShell をクリックしてください。
これで起動するシェルの変更は完了です。ではターミナルを開いてください。
新しいターミナルを開いてみると、設定した PowerShell がシェルとして起動しました。
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PowerShell を Wiindows にインストールしたあとでターミナルのシェルとして設定する手順について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )

著者 / TATSUO IKURA
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