トリガーを削除する

作成済みのトリガーを削除するには DROP TRIGGER 文を使用します。ここでは SQLite でトリガーを削除する方法について解説します。なおトリガーは直接削除する場合だけではなく、トリガーの対象になっていたテーブルが削除された場合にも自動的に削除されます。

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作成済みのトリガーを削除する

作成済みのトリガーを削除するには DROP TRIGGER 文を使用します。書式は次の通りです。

DROP TRIGGER トリガー名;

では実際に試してみます。削除する前に SQLite コマンドの .schema を使って作成済のトリガーを確認します。

.schema

作成済みのトリガーを削除する(1)

トリガーを削除します。

drop trigger updateproduct;

作成済みのトリガーを削除する(2)

上記のように表示されればトリガーの削除は完了しています。それでは再度 .schema コマンドで作成済のトリガーを確認します。

.schema

作成済みのトリガーを削除する(3)

トリガーが削除されていることを確認できました。

トリガーの対象となっているテーブルを削除した場合

トリガーの対象となっているテーブルが削除された場合、トリガーも自動的に削除されます。

実際に試して確認してみます。 .schema コマンドで現在作成されているテーブルやトリガーを表示されます。

.schema

トリガーの対象となっているテーブルを削除した場合(1)

updateproduct トリガーは product テーブルを対象としたトリガーです。それでは product テーブルを削除し、その後で改めて .schema コマンドを実行してみます。

drop table product;

トリガーの対象となっているテーブルを削除した場合(2)

product テーブルを削除すると、 product テーブルを対象としていた updateproduct トリガーも自動的に削除されていることが確認できました。

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トリガーを削除する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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