起算時からの経過秒数からTimeクラスのオブジェクトを作成する

Time クラスのオブジェクトを作成するときに起算時からの経過秒数を指定して作成することができます。ここでは Ruby で起算時からの経過秒数から Time クラスのオブジェクトを作成する方法について解説します。

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経過秒数からTimeクラスのオブジェクトを作成する

Time クラスのオブジェクトを作成する方法として経過秒数を指定して作成する方法です。 Time クラスで用意されている at メソッドを使います。

at(time)

引数には経過秒数を表す整数又は浮動小数点数を指定します。この場合、タイムゾーンは地方時となります。

例えば次のように使用します。

t = Time.at(1612765899)

なおタイムゾーンを指定する場合は次の書式を使用します。

at(time, in:)

2 番目の引数には in: "+09:00"in: "UTC" のようにタイムゾーンを指定してください。

例えば次のように使用します。

t = Time.at(1612765899, in: "UTC")
サンプルコード

LibraryTime6.rb

# encoding: UTF-8

t = Time.at(1612765899)
puts(t)
t = Time.at(1612765899, in: "UTC")
puts(t)

実行結果は次のようになります。

経過秒数を取得する

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Ruby で起算時からの経過秒数から Time クラスのオブジェクトを作成する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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