Dateクラスのオブジェクトを作成する
Ruby で日付に関する情報をやり取りする場合は Date クラスを使用します。ここでは Ruby で Date クラスのオブジェクトを作成する方法について解説します。
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Dateクラスのオブジェクトを作成する
Date
クラスは組み込みクラスではないため、プログラムの中で Date
クラスを使用する場合はソースコードのファイルの中に require "date"
を記述する必要があります。
require "date"
それでは Date
クラスのオブジェクトを作成します。 new
メソッドを使います。
Date.new([year[, mon[, mday[, start]]]])
暦日付に基づく Date
クラスのオブジェクトを作成します。引数は順に年、月、日となっています。月は 1 から 12 、日は 1 から 31 の範囲で指定します。
なお最後の引数はグレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日を指定します。省略した場合は「ITALY (1582年10月15日)」が設定されますが取り合えず気にしないでいいかと思います。
実際の使い方は次のようになります。
require "date" d = Date.new(2022, 10, 17)
上記の場合は「2022年10月17日」の日付を表す Date
クラスのオブジェクトを作成します。
本日の日付のDateオブジェクト作成する
本日の日付を表す Date
クラスのオブジェクトを作成する場合は、年月日を個別に指定する代わりに today
メソッド 使用してオブジェクトを作成できます。
Date.today([start])
省略可能な引数には new
メソッドの最後の引数と同じくグレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日を指定します。
実際の使い方は次のようになります。
require "date" dt = Date.today
本日を日付の情報を持つ Date
クラスのオブジェクトが作成されました。
では簡単なサンプルで試してみます。
# encoding: UTF-8 require "date" d = Date.new(2021, 12, 25) puts(d) dt = Date.today puts(dt)
実行結果は次のようになります。
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Ruby で Date クラスのオブジェクトを作成する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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