- Home ›
- PHP関数のリファレンス ›
- 文字型関数
ctype_digit関数の使い方(数字の判別)
PHP で用意されている組み込み関数の一つである ctype_digit 関数の使い方です。 ctype_digit 関数は関数の引数に指定された文字列に数字だけが含まれているかどうかを確認します。
(2022 年 09 月 28 日公開 / 2022 年 09 月 28 日更新)
ctype_digit関数の書式と基本的な使い方
ctype_digit 関数は次のように定義されています。
boolean ctype_digit(string text)
引数の文字列に数字だけが含まれているかどうかを確認します。数字だけであ
ればTRUEを英字以外が含まれていればFALSEを返します。
引数:
text 調べる文字列。
返り値:
textのすべての文字が数字だった場合に TRUE 、そうでない場合に FALSE
を返します。
注意する点としては、小数点などが含まれている場合もFALSEとなることです。この関数では全ての文字が0~9である必要があります。
引数に指定した値が数値か数値として有効な文字列かどうかを判別する場合には『数字または数値文字列の判別(is_numeric)』を参照して下さい。
サンプルコード
では実際に試してみます。
<html>
<head><title>PHP TEST</title></head>
<body>
<?php
function dispKekka($str){
$kekka = ctype_digit($str);
print('調べる文字列は'.$str.'です<br>');
if ($kekka == TRUE){
print('文字列は数字だけが含まれています<br><br>');
}else{
print('文字列は数字以外の文字が含まれています<br><br>');
}
}
$str = '01234';
dispKekka($str);
$str = 'abc998';
dispKekka($str);
$str = '123.45';
dispKekka($str);
?>
</body>
</html>
上記のファイルを Web サーバに設置しブラウザ経由で見ると下記のように表示されます。
-- --
PHP で用意されている組み込み関数の一つである ctype_digit 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。