PHP利用のためのPATHを設定する

PHP はサーバサイドで動作するスクリプト言語としてだけではなくコマンドラインからも利用できるようになっています。頻繁に利用する場合は PHP をインストールしたディレクトリに PATH を通しておくと便利です。ここでは Windows の環境で PHP を利用するための PATH を設定する方法について解説します。

PATHを設定する

PHP をコマンドラインから利用する時に使用するプログラム php.exe は PHP をインストールしたディレクトリの中に含まれています。そのため PATH は PHP をインストールしたディレクトに対して設定します。

PATHを設定する(1)

コンパイルを任意のディレクトリで実行するには MinGW-w64 をインストールしたディレクトリの中の bin ディレクトリに対して PATH を設定しておきます。例として Windows 11 の環境で PATH を設定してみます。タスクバー上の「スタート」を右クリックしてください。

PATHを設定する(2)

表示されたメニューの中から「設定」をクリックしてください。

PATHを設定する(3)

「設定」画面が表示されたら、左側メニューの中から「システム」をクリックしてください。そのあとで「バージョン情報」をクリックしてください。

PATHを設定する(4)

PATHを設定する(5)

次の画面で「システムの詳細設定」をクリックしてください。

PATHを設定する(6)

「システムのプロパティ」画面が表示されたら、「環境変数」をクリックしてください。

PATHを設定する(7)

「環境変数」画面が表示されます。この画面で PATH の設定を行います。

PATHを設定する(8)

ユーザー環境変数とシステム環境変数がありますが、現在 PC にログインしているユーザーだけに有効な設定をしたい場合はユーザー環境変数で設定します。同じ PC を使用しているすべてのユーザーで有効な設定をしたい場合はシステム環境変数で設定します。

今回はシステム環境変数で設定を行います。システム環境変数の中で「変数」が「Path」と書かれたものを探し、「Path」と書かれた箇所を一度クリックして選択してから「編集」ボタンをクリックして下さい。

PATHを設定する(9)

「環境変数名の編集」画面が表示されます。

PATHを設定する(10)

右上の「新規」をクリックすると左側の一覧の最後に新しい項目を追加できるようになりますので「C:\pg\PHP」を入力して下さい(ご自身が PHP をインストールしたディレクトリに合わせて入力して下さい)。入力が終わったら「OK」をクリックして下さい。

PATHを設定する(11)

これで今まで PATH に設定されていた値に PHP で使用する PATH を追加することができました。

PATHが設定されたかどうか確認する

PATH が設定されているかどうか確認してみます。コマンドプロンプトを起動し、任意のディレクトリで php -v と入力して実行して下さい。

php -v

PATHが設定されたかどうか確認する(1)

コマンドプロンプトに PHP のバージョンが表示されれば PATH の設定は完了しています。

このとき「'php' は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」のように表示された場合は PATH の設定が間違っているので、もう一度設定を見直してみてください。

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Windows の環境で PHP を利用するための PATH を設定する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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