sprintf関数の使い方(指定した値を別途指定した書式指定文字によって変換し、作成された文字列を返す)
Perl で用意されている組み込み関数の一つである sprintf 関数の使い方です。 sprintf 関数は対象となる配列の最後に要素を追加します。
(2022 年 09 月 27 日公開 / 2022 年 09 月 27 日更新)
sprintf関数の書式と基本的な使い方
sprintf 関数は次のように定義されています。
sprintf sprintf(FORMAT,LIST)
書式指定文字列で指定した方法に従って値を変換し、作成された新しい文字列を 返します。 パラメータ: FORMAT 書式指定文字列 LIST 変換される値のリスト 戻り値: 変換後の文字列
1番目の引数には値をどのように変換するのかを表す書式指定文字列を指定します。2番目の引数には変換される値を記述します。複数の値を指定する場合はカンマ(,)で区切って続けて記述します。
書式指定文字列の記述方法などの詳細な解説は「値の書式指定」を参照して下さい。
具体的には次のように記述します。
my $str = sprintf("[%#5o]", 30);
この場合、変数「$str」に「[ 036]」と言う文字列が格納されます。
サンプルコード
では簡単なプログラムで確認してみます。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; my $str = sprintf("[%#5o]", 30); print "変換結果:$str\n"; my $shortstr = sprintf("%.3s", "September"); print "変換結果:$shortstr\n";
上記を「test8-1.pl」の名前で保存します(文字コードはUTF-8です)。そしてコマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリに移動してから次のように実行して下さい。
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Perl で用意されている組み込み関数の一つである sprintf 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
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著者 / TATSUO IKURA
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