exp関数の使い方(eのべき乗を返す)
Perl で用意されている組み込み関数の一つである exp 関数の使い方です。 exp 関数は e のべき乗を返します。
(2022 年 09 月 27 日公開 / 2022 年 09 月 27 日更新)
exp関数の書式と基本的な使い方
exp 関数は次のように定義されています。
exp exp([EXPR])
自然対数eに対して引数に指定した数値のべき乗を返します。 パラメータ: EXPR べき乗する数値 戻り値: eのべき乗
1番目の引数にべき乗する数値を指定します。省略された場合は変数「$_」が使用されます。自然対数eに対して引数に指定した数値のべき乗を返します。
具体的には次のように記述します。
my $num = exp(2);
上記ではeの2乗を計算します。
サンプルコード
では簡単なプログラムで確認してみます。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; my $num; $num = exp(1); print "exp(1) = $num\n"; $num = exp(2); print "exp(2) = $num\n";
上記を「test6-1.pl」の名前で保存します(文字コードはUTF-8です)。そしてコマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリに移動してから次のように実行して下さい。
1番目の計算式ではeの1乗、すなわちeの値が計算されています。
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Perl で用意されている組み込み関数の一つである exp 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
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