abs関数の使い方(数値の絶対値を返す)
Perl で用意されている組み込み関数の一つである abs 関数の使い方です。 abs 関数は対象となる数値の絶対値を返します。
(2022 年 09 月 27 日公開 / 2022 年 09 月 27 日更新)
abs関数の書式と基本的な使い方
abs 関数は次のように定義されています。
abs abs([VALUE])
絶対値を返します。 パラメータ: VALUE 対象の数値 戻り値: 対象の数値の絶対値
1番目の引数には対象となる数値を指定します。省略された場合は変数「$_」が使用されます。対象の数値の絶対値が戻り値として返されます。
具体的には次のように記述します。
my $num = abs(-14);
上記の場合は「14」を返します。
サンプルコード
では簡単なプログラムで確認してみます。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; my $num; $num = abs(-18); print "abs(-18) = $num\n"; $num = abs(18); print "abs(18) = $num\n"; $num = abs(-3.567); print "abs(-3.567) = $num\n";
上記を「test2-1.pl」の名前で保存します(文字コードはUTF-8です)。そしてコマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリに移動してから次のように実行して下さい。
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Perl で用意されている組み込み関数の一つである abs 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
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著者 / TATSUO IKURA
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