push関数の使い方(配列の最後に要素を追加)
Perl で用意されている組み込み関数の一つである push 関数の使い方です。 push 関数は対象となる配列の最後に要素を追加します。
(2022 年 09 月 27 日公開 / 2022 年 09 月 27 日更新)
push関数の書式と基本的な使い方
push 関数は次のように定義されています。
push push(ARRAY, LIST)
配列の最後にリストを追加します。 パラメータ: ARRAY 対象の配列 LIST 追加するリスト 戻り値: リストを追加後の配列の要素数
1番目の引数には対象となる配列が格納された配列変数を指定します。2番目の引数には追加する単独の要素、又はリストを指定します。
具体的には次のように記述します。
my @month = ("月曜", "火曜", "水曜"); push(@month, "木曜"); push(@month, ("金曜", "土曜", "日曜"));
最初は単独の文字列を追加し、次に3つの要素を持つリストを追加しています。
サンプルコード
では簡単なプログラムで確認してみます。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; my @month = ("月曜", "火曜", "水曜"); push(@month, "木曜"); for (my $i = 0; $i <= $#month; $i++){ print "$month[$i]\n"; } print "\n"; push(@month, ("金曜", "土曜", "日曜")); for (my $i = 0; $i <= $#month; $i++){ print "$month[$i]\n"; }
上記を「test1-1.pl」の名前で保存します(文字コードはUTF-8です)。そしてコマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリに移動してから次のように実行して下さい。
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Perl で用意されている組み込み関数の一つである push 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
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著者 / TATSUO IKURA
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