データベースを削除する(DROP DATABASE文)
作成したデータベースはあとから削除することができます。ここでは MariaDB で DROP DATABASE 文を使いデータベースを削除する方法について解説します。
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データベースを削除する
データベースを削除するには DROP DATABASE 文を使います。書式は次の通りです。
DROP {DATABASE | SCHEMA} [IF EXISTS] db_name
指定した名前のデータベースを削除します。
実際にデータベースを削除してみます。削除する前に作成済のデータベースの一覧を確認します。
show databases;
現在 6 つのデータベースが存在しています。それではこの中の自分で作成した mydb データベースを削除します。次のように実行してください。
drop database mydb;
データベースが削除されました。確認のために再度データベースの一覧を取得してみます。
mydb データベースが削除されていることが確認できます。
存在しないデータベースを削除した場合
存在しないデータベースを削除しようとするとエラーが発生します。実際に先ほど削除した mydb を先ほどと同じように削除してみます。
drop database mydb;
「Can't drop database 'mydb'; database doesn't exist」というエラーが発生しました。
データベースを削除する時に、対象のデータベースが存在していない場合はデータベースの削除を行わないようにするには次の書式を使用してください。
DROP DATABASE IF EXISTS db_name
対象のデータベースが存在していれば削除しますが、存在していなければ何もしません。
それでは実際に試してみます。存在していない mydb データベースに対して次のように実行してください。
drop database if exists mydb;
存在していないデータベース名を指定した場合でもエラーとはなりませんでした。
なお 1 warning と表示されているようにエラーは出ていませんが警告は表示されています。下記のように実行することで警告の内容を確認できます。
show warnings;
警告の内容は IF EXISTS を付けずに存在しないデータベースを削除しようとしたときに表示されたエラーと同じ内容でした。
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MariaDB で DROP DATABASE 文を使いデータベースを削除する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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