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カンマ演算子
式を 1 つ記述するべきところに複数の式を記述する場合に使用するのがカンマ演算子です。ここでは JavaScript におけるカンマ演算子の使い方について解説します。
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目次
カンマ演算子の使い方
カンマ演算子は式を 1 つ記述する代わりに複数の式を記述する場合に使われます。書式は次の通りです。
式1, 式2, 式3, ...;
式をカンマで区切り記述することで式を記述する箇所に複数の式を記述できます。この時、左から順に式は評価されていきます。全体としては最後の式を評価した値が返ります。
次のサンプルをみてください。
let x;
let y;
let z;
z = (x = 4, y = 8, y += x);
console.log(z);
>> 12
カンマ演算子を使って 3 つの式を記述しています。式全体の評価としては最後の式である y += x を評価した値の 12 が返ります。
カンマ演算子は for 文の初期化式や変化式で複数の式を記述する場合に主に使用します。
for (let i = 1, j = 4; i < 5; i++, j--){
console.log("i = " + i + ", j = " + j);
}
>> i = 1, j = 4
>> i = 2, j = 3
>> i = 3, j = 2
>> i = 4, j = 1
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JavaScript におけるカンマ演算子の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
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著者 / TATSUO IKURA
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