ローカルのタイムゾーンとUTCタイムゾーンの差を取得する(getTimezoneOffset)
Date オブジェクトのインスタンスメソッドである getTimezoneOffset はローカルのタイムゾーンと UTC タイムゾーンの差を単位を分とした値で返します。ここでは Date オブジェクトの getTimezoneOffset メソッドの使い方について解説します。
(2022 年 04 月 10 日公開 / 2022 年 04 月 10 日更新)
ローカルとUTCのタイムゾーンの差を取得する(getTimezoneOffset)
Date オブジェクトの getTimezoneOffset メソッドは、ローカルとタイムゾーンと UTC タイムゾーンの差を返します。書式は次の通りです。
Dateオブジェクト.getTimezoneOffset()
静的メソッドではないですが、 Date オブジェクトの内容に関わらず現在の環境でのローカルタイムゾーと UTC タイムゾーンとの差を返します。戻り値はローカルからみて UTC のタイムゾーンが何分後かを返します。例えばローカルのタイムゾーンが UTC+0900 だった場合は、 -9(時間) × 60(分) = -540 となります。
次のサンプルをみてください。
let d = new Date(); console.log(d.toString()); >> Sat Oct 17 2020 14:34:06 GMT+0900 (日本標準時) --> console.log(d.getTimezoneOffset()); >> -540
ローカルと UTC とのタイムゾーンの差として -540 を取得しました。
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Date オブジェクトの getTimezoneOffset メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )

著者 / TATSUO IKURA
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