TYPE関数:データの種類を確認する

TYPE 関数は Excel で用意されている関数の一つで、引数に指定した値の種類を確認します。種類としては、数値、文字列、論理値、エラー値、配列、複合データ、を調べることができます。ここでは Excel における TYPE 関数の使い方について解説します。

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TYPE関数の使い方

TYPE 関数は引数に指定した値の種類を確認します。

TYPE(値)

引数に指定した値がどのような種類の値なのかを取得します。判別できる値とその時に返される戻り値は次の通りです。

種類戻り値
数値1
文字列2
論理値4
エラー値8
配列16
複合データ128

引数に指定したセルに数式が入力されている場合は、その数式の結果に対して種類を取得します。

Excel 上で色々なデータを入力した上で TYPE 関数を使ってデータの種類を確認すると次のように表示されました。

TYPE関数のサンプル(1)

なお C7 セルでは引数にセル範囲を指定しています。この場合、戻り値は配列となります。

TYPE関数のサンプル(2)

なお対象のセルが空白だった場合、戻り値は数値の場合と同じく 1 となりますのでご注意ください。また戻り値として複合データとなるのはどのような場合なのかは分かりませんでした。

TYPE関数のサンプル

それでは実際に TYPE 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

TYPE関数のサンプル(1)

取得した結果を表示する D3 セルを選択し、次のように入力しました。引数に対象となる C3 セルを指定しています。

=TYPE(C3)

TYPE関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 D3 セルには次のように表示されます。

TYPE関数のサンプル(3)

対象の C3 セルに入力されている値が数値だったので、数値を表す 1 を戻り値として表示しました。

D4 セルから D7 セルに対しても同じように TYPE 関数を入力すると、次のように表示されました。

TYPE関数のサンプル(4)

対象のセルの値に応じて TYPE 関数の戻り値を取得し表示しました。

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Excel における TYPE 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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