変数の宣言

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ここからはプログラムの中で具体的に記述する方法を確認していきます。

変数は値を格納したり取り出したりする場合に使います。その為にまず行わなければならないことは変数を宣言することです。プログラムの中でどんな変数を使うのかを宣言します。

変数の宣言は以下の書式で行います。

データ型 変数名;

例えば「int」型で変数名が「price」の変数をプログラムで使用するのであれば次のように記述します。

int price;

...

変数「price」に値を格納する
変数「price」から値を取り出す

実際に変数を使う前に変数を宣言しておくことを忘れないで下さい。

変数はプログラム中で複数利用できます。使用する変数の分だけ変数を宣言して下さい。

int price;
int count;
double sum;

上記の場合は「int」型の変数を二つと「double」型の変数を一つ宣言しています。

複数の変数をまとめて宣言

変数の宣言は変数の型と変数の名前をセットにして宣言を行います。ただ、同じ変数の型の変数であればまとえて宣言することが可能です。

データ型 変数名, 変数名, ...;

同じデータ型の変数をカンマ(,)で並べて続けて記述します。

例えば3人の年齢を保存する為の変数を宣言する場合を考えてみます。

int old1;
int old2;
int old3;

この3つの変数は同じ型ですのでまとめて宣言を行うことが可能です。

int old1, old2, old3;

どちらの記述方法でも行っていることはまったく同じです。記述方法だけの違いとなります。

同じデータ型であればまとめて宣言は行えますけど、まったく使い道が異なるような変数を同じデータ型だからといってまとめて宣言してしまうと逆に分かりにくくなることもありますので注意して下さい。

int old1, old2, year;

上記は2人の年齢と年を保存する為の変数です。全て同じデータ型ですが年齢と年では使い道が違いますので別々に宣言しておいた方が分かりやすい場合もあります。

int old1, old2;
int year;

変数の宣言位置

変数を宣言する場合に注意することとして変数は他のプログラムを記述する前に全て宣言しておく必要があります。例えば次の例を見てください。

test4-1.c

#include <stdio.h>

int main(void){
  int price;

  printf("%d¥n", 80);

  char key;

  return 0;
}

この例では変数の宣言である「char key」が「printf("%d¥n", 80);」と言う変数の宣言以外のプログラムの後に記述されています。このように他のプログラムが1行でも書かれた後に変数の宣言を行うとエラーとなります。

実際にコンパイルを行ってみると次のようにコンパイルエラーとなります。

変数の宣言

プログラムの中で使用される変数は、他のプログラムが記述される前に宣言しておいて下さい。

test4-2.c

#include <stdio.h>

int main(void){
  int price;
  char key;

  printf("%d¥n", 80);

  return 0;
}

今度の場合は変数の宣言である「int price」と「char key」が他のプログラムよりも先に記述されていますので正しい記述となります。実際にコンパイルを行ってみます。

変数の宣言

今度は無事にコンパイルに成功しました。

変数の宣言はブロック毎に先頭に記述するか、またはブロックの外で記述する場合もあります。詳細については別のページで詳しくみていきます。

( Written by Tatsuo Ikura )

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