MinGWに含まれるGCCを利用してC/C++のプログラムをコンパイルする
MinGW に含まれる GCC を使って C 言語や C++ のプログラムをコンパイルを行う手順について解説します。
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C言語のプログラムをコンパイルして実行する
簡単な C 言語のプログラムを作成し、コンパイルを行ってみます。テキストエディタを起動し、次のように入力してください。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
任意のディレクトリにファイルを保存します。今回はファイル名を「sample.c」としました。
コマンドプロンプトを起動し、 C 言語のプログラムを保存したディレクトリへ移動します。
コマンドプロンプトで gcc sample.c と入力して実行してください。
次のように表示されればコンパイルは正常に完了し、実行プログラムとして「a.exe」が作成されます。
それでは作成されたプログラムを実行してみます。コマンドプロンプトから a と入力して実行してください。
プログラムが実行され、コマンドプロンプトに「Hello, World!」と出力されました。
実行ファイル名を指定してコンパイルする
GCC では作成される実行ファイル名を指定しない場合、 a.exe という名前で作成されます。実行ファイル名を指定する場合は「-o ファイル名」をつけて gcc -o sample sample.c のようにコンパイルします。
コンパイルを行ったあとでディレクトリに含まれるファイルを確認してみると、実行ファイルとして sample.exe が作成されていることが確認できます。
作成したプログラムを実行するにはコマンドプロンプトから sample と入力して実行してください。
プログラムが実行され、コマンドプロンプトに「Hello, World!」と出力されました。
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GCC を使って C 言語や C++ のプログラムをコンパイルを行う手順について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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