ServerAliasディレクティブ:バーチャルホストのエイリアスを設定する

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ServerAlias ディレクティブを使用すると名前ベースのバーチャルホストにエイリアスを設定することができます。ここでは ServerAlias ディレクティブの使い方について解説します。

バーチャルホストにエイリアスを設定する

名前ベースのバーチャルホストでは VirtualHost ディレクティブのブロックの中で ServerName ディレクティブを使ってホスト名を指定しますが、同じブロック内で ServerAlias ディレクティブを記述するとホスト名のエイリアスを設定することができます。

ServerAlias ディレクティブの書式は次のとおりです。

ServerAlias ホスト名 [ホスト名] ...

記述できる場所は VirtualHost です。

別名として設定するホスト名を 1 つまたは複数設定します。

例えば次のような設定を行ったとします。

NameVirtualHost 192.168.10.104:80

<VirtualHost 192.168.10.104:80>
  ServerName    www.example.com
  ServerAdmin   admin@example.com
  DocumentRoot  d:/pg/Apache/Apache24/htdocs_com
</VirtualHost>

<VirtualHost 192.168.10.104:80>
  ServerName    www.example.jp
  ServerAdmin   admin@example.jp
  DocumentRoot  d:/pg/Apache/Apache24/htdocs_jp
</VirtualHost>

www.example.jp に対して example.jp というエイリアスを設定するには次のように記述します。

NameVirtualHost 192.168.10.104:80

<VirtualHost 192.168.10.104:80>
  ServerName    www.example.com
  ServerAdmin   admin@example.com
  DocumentRoot  d:/pg/Apache/Apache24/htdocs_com
</VirtualHost>

<VirtualHost 192.168.10.104:80>
  ServerName    www.example.jp
  ServerAlias   example.jp
  ServerAdmin   admin@example.jp
  DocumentRoot  d:/pg/Apache/Apache24/htdocs_jp
</VirtualHost>

これで example.jp に対するリクエストがあった場合は、 www.example.jp に対してリクエストがあった場合と同じドキュメントルート以下のコンテンツをクライアントへ返すようになります。

なお example.jp に対して www.example.jp と同じ IP アドレスが設定されている必要があります。

動作確認

では最初にブラウザから http://www.example.jp/ へアクセスしてみます。

バーチャルホストにエイリアスを設定する(1)

次にエイリアスとして設定した http://example.jp/ へアクセスしてみます。

バーチャルホストにエイリアスを設定する(2)

先ほどと同じコンテンツがクライアントへ返されました。

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ServerAlias ディレクティブの使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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