LogLevelディレクティブ:エラーログに記録されるレベル

Apache ではエラーが発生したときにログを記録しますが、重大なエラーが発生した時だけを記録するのか、それとも警告のようなものまでログとして記録するのかなどエラーを記録するレベルを設定することができます。ここでは LogLevel ディレクティブ を使って Apache のエラーログに記録されるレベルを設定する方法について解説します。レベルは emerg から debug まで全部で 8 のレベルがあります。

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LogLevelディレクティブの使い方

LogLevel ディレクティブを使用するとエラーログに記録されるレベルを設定することができます。書式は次のとおりです。

LogLevel 記録するレベル

記述できる場所は httpd.conf, VirtualHost です。

設定可能なレベルは以下の通りです。

レベル意味
emergサーバが稼動できないほどの重大なエラー
alertcritよりも重大なエラー
crit重大なエラー
errorエラー
warn警告
notice重要なメッセージ
infoサーバ情報
debugデバック用の情報

レベルは上から順番に重大なレベルとなり、例えば error を設定した場合には error より上の crit alert emerg のエラーも全て記録されます。デフォルトの設定は warn となっています。

例えばレベルを info に設定するには次のように記述します。

LogLevel info

より下のレベルに設定しておけば、多くの情報をエラーログに残すことができますが、それだけログサイズが大きくなりますので必要に応じて設定を変更します。

httpd.conファイルでの記述

httpd.conf ファイルではデフォルトで次のように記述されれています。

#
# LogLevel: Control the number of messages logged to the error_log.
# Possible values include: debug, info, notice, warn, error, crit,
# alert, emerg.
#
LogLevel warn

LogLevelディレクティブの使い方(1)

デフォルトの設定は warn となっており警告以上をエラーログとして残します。必要であれば変更を行ってください。

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LogLevel ディレクティブ を使って Apache のエラーログに記録されるレベルを設定する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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