閲覧履歴の確認と削除

Google Chrome では閲覧した Web ページに関する閲覧履歴を保存しています。閲覧履歴を確認することで、以前に開いていた Web ページを再度開くことができます。ここでは Google Chrome で Web ページの閲覧履歴を確認する方法、および閲覧履歴を削除する方法について解説します。

(Last modified: )

Webページの閲覧履歴を確認する

Google Chrome で Web ページの閲覧履歴を確認するには、画面右上に表示されている「?」アイコンをクリックしてください。

Webページの閲覧履歴を確認する(1)

表示されたメニューの中から「履歴」をクリックしてください。

Webページの閲覧履歴を確認する(2)

表示されたサブメニューの一番上にある「履歴」をクリックしてください。

Webページの閲覧履歴を確認する(3)

閲覧履歴が表示されます。

Webページの閲覧履歴を確認する(4)

閲覧履歴は日ごとにまとまっており、それぞれ閲覧した時刻と閲覧した Web ページのタイトルが表示されています。

Webページの閲覧履歴を確認する(5)

なおすべての閲覧履歴が残るわけではありません。同じ日に同じ Web ページを閲覧した場合には、一番新しい閲覧履歴だけが残り、それより前の履歴は残りません。別の日であれば同じ Web ページであっても閲覧履歴はそれぞれ残ります。

Chrome で閲覧履歴の一覧画面を表示するショートカットは [Ctrl] + [h] です。

閲覧履歴からWebページを開く

閲覧履歴には過去に開いた Web ページのタイトルが表示されています。閲覧履歴の中のタイトルをクリックすると、その Web ページを開くことができます。例として次のタイトルをクリックしてみます。

閲覧履歴からWebページを開く(1)

同じ Web ページを開くことができました。

閲覧履歴からWebページを開く(2)

なお閲覧履歴に保存されていた Web ページの URL へ再度アクセスして開いていますので、以前に開いたときと対象の Web ページの内容が変わっていれば表示される内容は変わります。

-- --

閲覧履歴から Web ページを開いた場合でも閲覧履歴は記録されます。ただ今日の閲覧履歴と昨日以前の閲覧履歴をクリックした場合で、閲覧履歴の残りかたが異なります。今日の閲覧履歴をクリックした場合は、同じ日で同じ Web ページの閲覧履歴は一つしか残らないので、クリックした履歴が削除されてその代わりに閲覧履歴の一番上に先ほどの Web ページの閲覧履歴が表示されます。

閲覧履歴からWebページを開く(3)

昨日以前の閲覧履歴をクリックした場合は、クリックした履歴はそのまま残ります。

特定の閲覧履歴を削除する

閲覧履歴に表示されている特定の履歴を削除するには、削除したい閲覧履歴の右側に表示されている「?」をクリックしてください。

特定の閲覧履歴を削除する(1)

表示されたメニューの中から「履歴から削除」をクリックしてください。

特定の閲覧履歴を削除する(2)

閲覧履歴が削除されました。

特定の閲覧履歴を削除する(3)

----

複数の閲覧履歴をまとめて削除する場合は、削除したい閲覧履歴の先頭に表示されているチェックボックスをチェックしてください。

特定の閲覧履歴を削除する(4)

画面右上に表示されている「削除」をクリックしてください。

特定の閲覧履歴を削除する(5)

確認ダイアログが表示されますので「削除」をクリックしてください。

特定の閲覧履歴を削除する(6)

チェックをつけた閲覧履歴がまとめて削除されました。

特定の閲覧履歴を削除する(7)

すべての閲覧履歴を削除する

指定した期間またはすべての期間の閲覧履歴をすべて削除したい場合には、閲覧履歴の一覧画面左側に表示されている「閲覧履歴データの削除」をクリックしてください。

すべての閲覧履歴を削除する(1)

閲覧履歴データの削除画面が表示されます。

すべての閲覧履歴を削除する(2)

削除する対象の期間を「1時間以内」「過去24時間」「過去7日間」「過去4週間」「全期間」から選択してください。今回は「全期間」としました。

すべての閲覧履歴を削除する(3)

次に削除するデータを選択します。

すべての閲覧履歴を削除する(4)

「閲覧履歴」はブラウザで開いた Web ページの URL とタイトルが保存されています。先ほどまで見ていた閲覧履歴のデータと同じです。

「Cookieと他のサイトデータ」は Web ページを開いた時に Web ページがブラウザに保存する Cookie と呼ばれるデータを削除するかどうかです。 Cookie は小さなデータで例えばログインが必要な Web サイトのログイン情報などが保存されており、 Cookie を削除すると次回あらためてログインが必要となります。

「キャッシュされた画像とファイル」は Web ページを開いたときにブラウザに保存された Web ページのテキストデータや画像データを削除するかどうかです。キャッシュされたものがあると、同じ Web ページを表示した時に保存されたデータを使用するために Web ページの表示が早くなります。

今回は「閲覧履歴」だけにチェックをしました。

すべての閲覧履歴を削除する(5)

対象となる期間と対象のデータの選択が終わりましたら「データを削除」をクリックしてください。

すべての閲覧履歴を削除する(6)

今回は全期間の閲覧履歴のデータが削除されました。

閲覧履歴を削除したあとであらためて閲覧履歴の一覧画面を表示してみると、すべての閲覧履歴が削除されていることが確認できました。

すべての閲覧履歴を削除する(7)

----

なお先ほどの閲覧履歴データの削除画面は Chrome の設定画面からでも表示することができます。画面右上に表示されている「?」をクリックし、表示されたメニューの中から「設定」をクリックしてください。

すべての閲覧履歴を削除する(8)

Google Chrome の設定画面が表示されます。

すべての閲覧履歴を削除する(9)

「プライバシーとセキュリティ」ブロックの中にある「閲覧履歴データの削除」をクリックしてください。

すべての閲覧履歴を削除する(10)

「閲覧履歴データの削除」画面が表示されました。

すべての閲覧履歴を削除する(11)

どちらの手順で「閲覧履歴データの削除」画面を開いても同じです。

----

Google Chrome で Web ページの閲覧履歴を確認する方法、および閲覧履歴を削除する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

Profile
profile_img

著者 / TATSUO IKURA

プログラミングや開発環境構築の解説サイトを運営しています。